はじめまして、化学メーカーに勤めるジムケムです!
このブログでは、化学メーカーで働く事務系総合職のリアルや、理系出身の僕が「文系就職」というちょっと珍しい選択をした理由、そしてこれからのキャリアや生活のことを、ざっくばらんに綴っていきたいと思っています。
僕の今:化学メーカーの新卒1年目、事務系総合職としてのスタート
僕は現在、化学メーカーで働く新卒1年目の事務系総合職社員です。
大学では理系、それも工学部で材料化学を専攻していて、周りの9割以上は大学院に進学するような環境でした。いわゆる“普通の進路”ではなかったと思います。
そんな中で僕が選んだのは、文系就職。
就職活動では、化学・鉄鋼などの素材メーカーを中心に見ていました。志望理由として一貫していたのは、「影響力のある仕事がしたい」「モノを通して価値を伝えたい」という思いでした。
理系出身なのに、なぜ事務系総合職?
正直、この選択にはかなり悩みました。
今の日本の採用制度では、理系が文系就職することはできても、その逆はほぼできません。
だからこそ、「この選択ってもったいないのかな?」と迷ったこともあります。
それでも僕が事務系を選んだのは、大きく3つの理由があります。
1. 外との接点がある仕事に魅力を感じたから
研究や開発のような“内向き”の仕事よりも、顧客や取引先など“外の人たち”と関わりながら働く方が自分には向いていると感じていました。
2. 技術者として突き抜ける自信がなかった
大学には本当に優秀な同期が多く、自分が技術者として一流になるのは難しいかもしれないと正直思いました。
でも、自分は技術の話がわかる事務系社員として、研究・製造の人と外部の人との橋渡しができる。
そんな立場なら、価値を出せるかもしれないと思ったんです。
3. 日本の技術を“スケールさせる”ことへの関心
日本の誠実で丁寧なものづくりの文化は、大きな強みです。
でも、それを世界にどう広げていくかという部分では、まだまだ課題も感じています。
その部分に事務系社員として関わり、「届ける側」の力になりたいと思うようになりました。
就活で見ていた業界と、そのとき考えていたこと
就活では、化学や鉄鋼などの素材メーカーを主に見ていました。
一貫して持っていた軸は、
「技術をベースに勝負しているかどうか」。
広告やマーケティングのような“印象をつくる”仕事よりも、モノや技術自体に価値がある環境に惹かれていました。
また、業界の裾野が広く、社会への影響力が大きい仕事がしたいとも思っていました。
素材産業って表には出にくいけれど、実は社会の土台を支える超重要な存在。
そういう仕事に関わることに、意味や手応えを感じていました。
最後に:このブログで伝えていきたいこと
このブログでは、化学メーカーで働く中で感じたこと、事務系総合職という立場のリアル、そして理系から“文系就職”というちょっと珍しい選択をしたからこそ見えてくる視点を、率直に発信していきたいと思います。
まだまだ新入社員で分からないことも多いですが、だからこそ同じように悩んでいる就活生や若手社員のヒントになることもあるかもしれません。
少しでも誰かの背中を押せたらうれしいです。
これから、よろしくお願いします!